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香港

2018/05/01 10:16
チェアマンズスプリントプライズの結果


29日、香港のシャティン競馬場で行われた芝1200mのG1チェアマンズスプリントプライズは、2番人気に支持されたZ.パートン騎手騎乗のIvictory(アイヴィクトリー)が優勝。重賞初挑戦でG1のタイトルを掴み取った。

日本からも高松宮記念を制したファインニードルが出走したこのレース。現地のオッズでは前哨戦のG2スプリントCを制したBeat The Clock(ビートザクロック)が2.3倍で1番人気となり、アイヴィクトリーが2.7倍の2番人気に。昨年の香港スプリントの優勝馬Mr Stunning(ミスタースタニング)はこの2頭に次ぐ3番人気で、ファインニードルは単勝28倍の6番人気だった。

レースは、ややバラけたスタートPeniaphobia(ペニアフォビア)がハナへ。アイヴィクトリーとミスタースタニングがこれに続いたが、ほどなくするとミスタースタニングはややポジションを下げ、代わって3番手には発馬で後手を踏んだBlue Point(ブルーポイント)が上がった。

3コーナーに差しかかると、ペニアフォビアとブルーポイントが併走する形になり、アイヴィクトリーはこの2頭から1馬身遅れの3番手に。そこから2馬身ほど開いた4番手にミスタースタニングがつけ、直後をファインニードルが追走。1番人気のビートザクロックは、先頭から7馬身ほど離れた7番手から徐々にポジションを上げて4コーナーを回る。

最後の直線に入ると、アイヴィクトリーが前を行く2頭を捉えて先頭へ。これを追って外からミスタースタニングとビートザクロック、内からファインニードルが差を詰めるが、アイヴィクトリーの脚色はなかなか衰えない。ゴール前でようやくミスタースタニングが迫ったが、最後まで粘ったアイヴィクトリーが半馬身振り切ってゴールに飛び込んだ。また、ビートザクロックが勝ち馬から3/4馬身差の3着に入り、5頭出しとなったJ.サイズ厩舎は上位3着までを独占。ファインニードルはこの3頭には離されたものの、勝ち馬から4馬身差の4着に健闘した。

勝ったアイヴィクトリーは、父Mossman、母Inca Lagoon(母の父Hussonet)という血統の4歳セン馬。昨シーズンにデビューして4戦3勝という成績を残した後、長期休養に入っていたが、今年2月に復帰してからは条件戦を3連勝しており、前走時にはハッピーバレー競馬場の芝1200mのコースレコードをマークしていた。通算成績は8戦7勝。

チェアマンズスプリントプライズ(G1)
香港/シャティン競馬場・芝1200m
1着Ivictory(アイヴィクトリー)
2着Mr Stunning(ミスタースタニング)
3着Beat The Clock(ビートザクロック)