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11月11日TOPホースランキング(ロンジンワールドベストレースホースランキング)

11月27日ジョッキーランキング(ロンジンワールドベストジョッキー)

Rank 1 Arrogate(アロゲート) 調教国:アメリカ Rating:134
Rank 1 Arrogate(アロゲート)
調教国:アメリカ
Rating:134

【主な勝ち鞍:ドバイワールドC、ペガサスワールドC招待】

先日、行われたブリーダーズCクラシック。事前にこのレースがラストランとなることが発表となっていたアロゲートだが5着に終わり、最後まで7連勝でドバイワールドCを圧勝した輝きを取り戻せずに終わった。残念ではあるが、ここ3走の敗戦でこれまでのG1戦4勝の実績が色あせることはない。種牡馬として、自身と同じく世界に通用する産駒を輩出してくれることを祈っている。

Rank 2 Winx(ウィンクス) 調教国:オーストラリア Rating:132
Rank 2 Winx(ウィンクス)
調教国:オーストラリア
Rating:132

【主な勝ち鞍:コックスプレート、クイーンエリザベスS、ジョージライダーS】

集計期間においては9戦9勝、G1戦を6勝。今年最後の出走レースであり、当初から最大の目標あったコックスプレートも勝利して、同レース3連覇を達成。レーティングは132のままであったが、芝では世界ナンバー1、そして牝馬でもナンバー1をキープ。最早、オーストラリアでは敵なしであるのは間違いなく、陣営は次なる目標の1つに海外G1レースの目標を掲げている。具体的な予定は発表になっていないが、来年も目が離せない存在であるのは間違いない。

Rank 3 Cracksman(クラックスマン) 調教国:イギリス Rating:130
Rank 3 Cracksman(クラックスマン)
調教国:イギリス
Rating:130

【主な勝ち鞍:英チャンピオンS】

前回の発表時、レーティングは122で15位タイであったクラックスマンが英チャンピオンSを7馬身差で圧勝したことを高く評価されて3位に登場。英ダービーでは3着、愛ダービーでは2着とこの春はもう一歩でG1を勝てなかったが、夏にG2のグレートヴォルティジュールSを6馬身差で勝つと、ニエル賞も3馬身半差で勝利。凱旋門賞の有力候補にもあげられたが、そこには出走せず、英チャンピオンSに出走して、ハイランドリール等の実績馬を寄せ付けなかった。来年も現役を続行し、その目標の1つが凱旋門賞となる。先日発表となったカルティエ賞では最優秀3歳牡馬に選出されている。

Rank 4 Gun Runner(ガンランナー) 調教国:アメリカ Rating:129
Rank 4 Gun Runner(ガンランナー)
調教国:アメリカ
Rating:129

【主な勝ち鞍:ブリーダーズCクラシック、ホイットニーS、ウッドワードS】

ドバイワールドCでアロゲートの2着となった走りは本物であった。ドバイ後はいずれもG1戦のスティーブンフォスターH、ホイットニーS、ウッドワードS、そして、先日アロゲートとの再戦となったブリーダーズCクラシックと4連勝。レーティングは2ポンド上昇の129となった。最後までレーティングではアロゲートを抜くことができなかったが、G1戦4勝をしていることから、年度代表馬はほぼこの馬で決まりだろう。年明け1月にペガサスワールドCに出走して引退のことだが、何とももったいない気がする。

Rank 5 Enable(エネイブル) 調教国:イギリス Rating:126
Rank 5 Enable(エネイブル)
調教国:イギリス
Rating:126

【主な勝ち鞍:凱旋門賞、キングジョージ6世&クイーンエリザベスS、愛オークス、英オークス】

3歳牝馬で凱旋門賞を制したエネイブル。先日発表のカルティエ賞では年度代表馬と、最優秀3歳牝馬に選出されている。既に来年も現役を続行して、トレヴを含めてこれまで2頭しかいない牝馬による凱旋門賞の連覇を目標とする事が発表されているが、もしかすると、その最大のライバルとなるのが、同厩舎のクラックスマンになるかもしれない。この2頭は共にゴスデン厩舎で、主戦騎手も同じデットーリ騎手。最終的には使い分けをするのかどうか現在は分からないが、凱旋門賞で対決となった際はデットーリ騎手がどちらの手綱を取るのか?いずれにしてもこの2頭、来年の欧州競馬の主役となるのは間違いない。

Rank 6 Ulysses(ユリシーズ) 調教国:イギリス Rating:127
Rank 6 Ulysses(ユリシーズ)
調教国:イギリス
Rating:127

【主な勝ち鞍:英インターナショナルS、エクリプスS】

キングジョージでエネイブルの2着、英インターナショナルSを勝利して凱旋門賞は3着と今年、成長著しい1頭であったユリシーズ。凱旋門賞後は英チャンピオンSを回避して、アメリカに遠征し、ブリーダーズカップターフに出走を予定していたが、事前のチェックで左前脚に故障が見つかりドクターストップで出走を取消し。このまま引退して種牡馬入りとなる。ちなみに先日発表となったカルティエ賞では最優秀古馬に選出されている。

Rank 7 Cloth of Stars(クロスオブスターズ) 調教国:フンラス Rating:125
Rank 7 Cloth of Stars(クロスオブスターズ)
調教国:フンラス
Rating:125

【主な勝ち鞍:ガネー賞】

先日アメリカで行われたブリーダーズカップターフはフランス調教馬のタリスマニックが優勝したものの、今回のランキングでは122ポンドで18位タイ。結局、フランス調教馬でベスト10入りを果たしたのはこのクロスオブスターズのみであった。2歳時にはG1のクリテリウムドサンクルーで2着したものの、3歳時はG2、G3でそれぞれ1勝もG1では英ダービー8着、パリ対象3着と勝てなかったが、4歳の今年は成長著しく、5戦3勝、2着2回の成績。G1もガネー賞を勝つと共に凱旋門賞で2着と好走してみせた。来年も現役を続行し、予定ではドバイシーマクラシックを目標とされるようだ。

Rank 7 Harry Angel(ハリーエンジェル) 調教国:イギリス Rating:125
Rank 7 Harry Angel(ハリーエンジェル)
調教国:イギリス
Rating:125

【主な勝ち鞍:ジュライC、スプリントC】

今年6月のロイヤルアスコット開催におけるコモンウェルスCが初のG1挑戦であったが、そこで2着した後、ジュライC、スプリントCとG1を連勝。当然、ブリティッシュチャンピオンズ・スプリントステークスで1番人気となり、コモンウェルスCで敗れたライバルのカラヴァッジオとの対戦に注目が集まったが、ハリーエンジェルが4着、カラヴァッジオは3着に終わった。カラヴァッジオは引退するが、ハリーエンジェルは来年も現役を続行する予定。もちろん4歳となった来年もスプリント路線の主役の1頭となるであろう。カルティエ賞では最優秀スプリンターに選出されている。

Rank 9 Collected(コレクテッド) 調教国:アメリカ Rating:124
Rank 9 Collected(コレクテッド)
調教国:アメリカ
Rating:124

【主な勝ち鞍:パシフィッククラシックS】

デビュー3戦目にG3のシャムSを勝ち、同じくレキシントンSも勝ったのだが、Road to the Kentucky Derbyのポイントが足りずにケンタッキーダービーには出走できず。日本から出走したラニが5着であったプリークネスSには出走も10着に終わる。4歳となった今年はG2、G3を勝つと、2度目のG1挑戦となったパシフッククラシックSでは、同厩舎のアロゲートを下して初のG1勝利をあげた。先日ノブリーダーズCクラシックにも出走して、ガンランナーには敗れたが、再度アロゲートに先着の2着に好走してレーティング124ポンドで9位タイに入った。次走はペガサスワールドCを予定している事から再度、ガンランナーの対決となる。

Rank 9 Ribchester(リブチェスター) 調教国:イギリス Rating:124
Rank 9 Ribchester(リブチェスター)
調教国:イギリス
Rating:124

【主な勝ち鞍:クイーンアンS、ロッキンジS、ムーランドロンシャン賞】

今年はドバイターフから始動して、ヴィブロスの3着であったが、その後はロッキンジS、クイーンアンSとG1戦を連勝。その後もサセックスSで2着、ムーランドロンシャン賞で1着、クイーンエリザベス2世Sで2着と、安定した走りを披露。実はデビュー以来も、クイーンエリザベス2世Sに至るまで15戦で4着以下となったことがなかったのだが、先日、アメリカに遠征して臨んだブリーダーズCマイルでは5着と初めて4着以下の結果に終わった。このレースを持って引退となる。

Rank 1 Hugh Bowman(H.ボウマン) Total Points:142
Rank 1 Hugh Bowman(H.ボウマン)
Total Points:142

2017年のロンジンワールドベストジョッキーは、オーストラリアのH.ボウマン騎手に決まった。昨シーズンは、歴史的名牝ウィンクスとのコンビでオーストラリアの対象競走を次々と制したほか、香港でもポイントを積み重ねて序盤からランキングをリード。最後のポイント対象レースだったジャパンCでも、初めてコンビを組んだシュヴァルグランを勝利に導いてタイトル獲得に花を添えた。

Rank 2 Ryan L. Moore(R.ムーア) Total Points:124
Rank 2 Ryan L. Moore(R.ムーア)
Total Points:124

2年連続3度目のタイトルを目指したR.ムーア騎手だったが、惜しくも2位に終わった。昨シーズンは、主戦騎手契約を結ぶA.オブライエン厩舎のトップホースの怪我や不振などもあって、ビッグレースで勝ち切れないケースが目立った。11月後半に日本で行われた2つのG1戦の結果次第では逆転の可能性があったものの、マイルチャンピオンシップで2着に敗れたことによって、その可能性も消えた。

Rank 3 Lanfranco Dettori(L.デットーリ) Total Points:86
Rank 3 Lanfranco Dettori(L.デットーリ)
Total Points:86

序盤はランキング圏外だったL.デットーリ騎手だが、エネイブルの活躍とともにロンジンワールドベストジョッキーでも順位をアップ。最終的にムーア騎手を上回る対象レース6勝をマークして、ポイントランキングでも3位に食い込んだ。来シーズンはそのエネイブルや英チャンピオンSを圧勝したクラックスマンとのコンビで、2015年以来となるロンジンワールドベストジョッキーを目指すことになりそうだ。

Rank 4 Jim Crowley(J.クローリー) Total Points:78
Rank 4 Jim Crowley(J.クローリー)
Total Points:78

2016年にイギリスの平地リーディングを獲得し、昨年からハムダン殿下と主戦騎手契約を結んだJ.クローリー騎手。そのため、昨シーズンは大レースでの騎乗も目立つようになったが、特にシーズン途中からコンビを組むことになったユリシーズではエクリプスSとインターナショナルSという2つのビッグレースを制覇。そのほかのG1戦でも安定した成績を残し、ポイント獲得に大きく貢献した。

Rank 5 James Doyle(J.ドイル) Total Points:70
Rank 5 James Doyle(J.ドイル)
Total Points:70

6月のロイヤルアスコット開催で2年ぶりとなるヨーロッパでG1制覇を果たすなど、中身の濃いシーズンを送ったJ.ドイル騎手。同じゴドルフィンの主戦ジョッキーであるビュイック騎手の代役として、秋にもリブチェスターでムーランドロンシャン賞を制するなどして、最終的にロンジンワールドベストジョッキーではランキング5位に入った。この勢いを2018年も継続させることができるだろうか。

Rank 6 William T. Buick(W.ビュイック) Total Points:68
Rank 6 William T. Buick(W.ビュイック)
Total Points:68

8月にアメリカで落馬負傷し、長期休養を余儀なくされたW.ビュイック騎手。これによって、ロンジンワールドベストジョッキーでも一時は順位を落としたが、最終的には6位で終えた。離脱中もお手馬がG1戦で好走していたことを考えると痛い離脱になったが、復帰初戦となった重賞でいきなり勝利したところなどはさすがだろう。2018年はケガなくランキング争いを盛り上げて欲しい。

Rank 7 Joao Moreira(J.モレイラ) Total Points:64
Rank 7 Joao Moreira(J.モレイラ)
Total Points:64

日本馬とコンビを組んでロンジンワールドベストジョッキー対象レースを3勝したJ.モレイラ騎手が7位。拠点を置く香港では対象レースが序盤に集中しているため、後半戦に向かうにつれて順位を落としてしまったが、多くのレースで存在感を発揮した。タイトル獲得という点では今後も厳しい状況が続くが、引き続き世界中の競馬ファンにその存在の大きさを証明し続けるだろう。

Rank 8 John R. Velazquez(J.ヴェラスケス) Total Points:62
Rank 8 John R. Velazquez(J.ヴェラスケス)
Total Points:62

昨年、自身2度目のケンタッキーダービー制覇を果たしたJ.ヴェラスケス騎手。秋のブリーダーズCでもロンジンワールドベストジョッキー対象レースである、ディスタフとマイルをそれぞれ制し、北米に拠点を置くジョッキーの中ではトップとなる8位にランクインした。多くの名手が揃う地域だけに競争は激しいが、2018年は北米からタイトルを獲得するジョッキーが出ることを期待したい。

Rank 9 Tommy Dean Berry(T.ベリー) Total Points:60
Rank 9 Tommy Dean Berry(T.ベリー)
Total Points:60

9位は2017/2018シーズンから香港で騎乗しているT.ベリー騎手。モレイラ騎手と同じく序盤はランキング上位に名を連ねていたが、後半は移籍したこともあってポイントを伸ばすことができなかった。香港ではシーズン開幕からおよそ3ヵ月で8勝、リーディング16位(1月13日時点)と期待ほどの成績を挙げられていないが、この先どこまで勝利を積み重ねることができるだろうか。

Rank 10 Mirco Demuro(M.デムーロ) Total Points:54
Rank 10 Mirco Demuro(M.デムーロ)
Total Points:54

ペルシアンナイトとのコンビでマイルチャンピオンシップを制したM.デムーロ騎手が、4年連続で全米リーディングジョッキーに輝いているJ.カステリャーノ騎手を2ポイント上回って10位にランクイン。JRAの騎手免許を持つジョッキーではただ一人トップ10入りを果たした。今年もその大舞台での強さを武器に数多くのG1戦や重賞でファンを沸かせてくれるはずだ。