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11月4日TOPホースランキング(ロンジンワールドベストレースホースランキング

2018年ロンジンワールドベストジョッキー最終結果

Rank 1 Cracksman(クラックスマン) 調教国:イギリス Rating:130
Rank 1 Cracksman(クラックスマン)
調教国:イギリス
Rating:130

【対象期間の主な勝ち鞍:ガネー賞、コロネーションC、英チャンピオンS】

前回にもお伝えしたとおり、6月のロイヤルアスコット開催におけるプリンスオブウェールズSで2着となり連勝が途切れると、その後は馬場状態を理由にして、なかなか出走することなく、結局は凱旋門賞の出走もなかった。ようやく出走したのは10月20日に行われた英チャンピオンS。このレース、陣営が望む道悪で行われる事になったが、今年、クラックスマンが出走を取りやめたキングジョージで2着だったクリスタルオーシャンを全く相手にすることなく同馬に6馬身差をつけて圧勝。それが評価されてレーティングも125から130に引き上げられ、オーストラリアのウィンクスと並び1位となっている。なおクラックスマンは残念ながらこのレースを最後に引退となる。

Rank 1 Winx(ウィンクス) 調教国:オーストラリア Rating:130
Rank 1 Winx(ウィンクス)
調教国:オーストラリア
Rating:130

【対象期間の主な勝ち鞍:コックスプレート、チッピングノートンS、ジョージライダーS、クイーンエリザベスS、ウィンクスS、ジョージメインS、ターンンブルS】

レーティングは前回と変わることはなかったが、今シーズン最大の目標としてきたコックスプレートに出走し、欧州から参戦したベンバトルに2馬身差をつけて優勝。空前絶後のコックスプレート4連覇という偉業を達成した。29連勝、G1戦22連勝とこの記録も破格だが、誰もが一度は思ったことがあるであろう一流欧州馬との対決もベンバトルがドバイターフの優勝馬であることから、その強さが世界的であることを証明。現時点では同馬の今後の予定は発表されていないが、来年も現役を続けるのだろうか?そしてその場合、今年、話題になりながら実現しなかった欧州遠征はあるのだろうか?

Rank 3 Gun Runner(ガンランナー) 調教国:アメリカ Rating:128
Rank 3 Gun Runner(ガンランナー)
調教国:アメリカ
Rating:128

【対象期間の主な勝ち鞍:ペガサスワールドC】

何度もお伝えしているように、今年1月のペガサスワールドCを1走したのみで現役を退いている同馬。その走りだけでレーティング129を獲得して常にランキングの上位にいたが、今回、レーティングが下方修正されて128となっている。

Rank 4 Poet’s Word(ポエッツワード) 調教国:イギリス Rating:127
Rank 4 Poet’s Word(ポエッツワード)
調教国:イギリス
Rating:127

【対象期間の主な勝ち鞍:キングジョージ6世&クイーンエリザベスS、プリンスオブウェールズS】

こちらも前回お伝えしたように故障を発生した事から現役を引退。またガンランナーと同様にレーティングが下方修正され129ポンドか127ポイントになっている。思えば、英、愛ダービー以外に唯一、クラックスマンにプリンスオブウェールズSで土をつけたのがこの馬。クラックスマンがその後、得意の道悪だったとはいえ、英チャンピオンSで強い勝ち方をしただけにもう一度、その対決を見たかったと思うファンは多いことだろう。

Rank 4 Roaring Lion(ロアリングライオン) 調教国:イギリス Rating:127
Rank 4 Roaring Lion(ロアリングライオン)
調教国:イギリス
Rating:127

【対象期間の主な勝ち鞍:英インターナショナルS、エクリプスS、愛チャンピオンS、クイーンエリザベス2世S】

今回の集計期間内に2走したロアリングアリオン。1戦目はクイーンエリザベス2世Sであたったがこれを勝利。エクリプスS、英インターナショナルS、愛チャンピオンSといったG1は中距離戦であり、ここに来てマイルのG1戦を勝ったことロアリングライオンの種牡馬としての価値をアップさせたことだろう。引退レースとして選んだブリーダーズCクラシックは最下位に敗れたが同レースはあくまでダート。この敗戦で逆に種牡馬としての価値が下がることはないだろう。

Rank 6 Accelerate(アクセラレイト) 調教国:アメリカ Rating:126
Rank 6 Accelerate(アクセラレイト)
調教国:アメリカ
Rating:126

【対象期間の主な勝ち鞍:ブリーダーズCクラシック、パシフィッククラシックS、ザ ゴールドC atサンタアニタ、サンタアニタH、オーサムアゲインS】

アロゲート、ガンランナー、そして無敗の三冠馬となったジャスティファイが現役を退き、ある意味、現状不在とも言えたアメリカを代表する馬の決定戦となった今年のブリーダーズCクラシック。今年のドバイワールドCの優勝馬サンダースノー、今年のUAEダービーを18馬身半差をつけて勝ったメンデルスゾーンといった欧州勢に加え、昨年のブリーダーズCターフで3着、ペガサスワールドCで2着、ドバイワールドCで2着していたウエストコースト、ノーザンF生産馬で父がハーツクライのヨシダなどが集結するレースとなったが勝ったのはこのアクセラレイトであった。レーティングに変動はなかったものの、ジャスティファイと共に年度代表馬候補となったのは間違いない。予定では来年1月のペガサスワールドCがラストランとなる。

Rank 6 Beauty Generation(ビューティージェネレーション) 調教国:香港 Rating:126
Rank 6 Beauty Generation(ビューティージェネレーション)
調教国:香港
Rating:126

【対象期間の主な勝ち鞍:チャンピオンズマイル、クイーンズシルバージュビリーC】

この秋から新シーズンがスタートした香港競馬。G3のセレブレーションC、G2の沙田トロフィーを連勝した同馬が6位にランクイン。まだ香港競馬は今シーズンG1戦が行われていないが、元々、G1のチャンピオンズマイル、香港マイルなどを勝っており、2017年/2018年の香港年度代表馬に選出された馬。ここ3戦は以前の主戦騎手であったパートン騎手に手綱が戻っており、順調にいけば今年12月の香港マイルでは日本馬にとっては手強い相手となるだろう。次走はジョッキークラブマイルに出走を予定。

Rank 6 Crystal Ocean(クリスタルオーシャン) 調教国:イギリス Rating:126
Rank 6 Crystal Ocean(クリスタルオーシャン)
調教国:イギリス
Rating:126

【対象期間の主な勝ち鞍:ハードウィックS】

今年はムーア騎手を背に、4月から6月にかけてゴードンリチャーズS(G3)、アストンパークS(G3)、ハードウィックS(G2)を3連勝して好スタートを切ったが、その後はキングジョージ&クイーンエリザベス2世Sでポエッツワードの2着、エネイブルが今年の復帰戦に選んだオールウェザーのG3戦であるセプテンバーSではそのエネイブルの2着、そして英チャンピオンSではクラックスマンに6馬身差をつけられたもののここでも2着。しかしながらレーティングは下方修正となり126ポンドで順位も落とす事になった。

Rank 9 Enable(エネイブル)  調教国:イギリス Rating:125
Rank 9 Enable(エネイブル) 
調教国:イギリス
Rating:125

【対象期間の主な勝ち鞍:凱旋門賞、ブリーダーズCターフ、セプテンバーS】

故障もあって一時はどうなる事か?と思われたエネイブルの今シーズンだが、終わってみれば、凱旋門賞の連覇に加え、その後に出走したアメリカのブリーダーズCターフも制して、史上初、凱旋門賞、ブリーダーズCターフの連勝という偉業を達した。レーティングに変動はないが、やはりこの実績はインパクトが強く、世界中の競馬ファンが今年の活躍馬を選ぶのであればこのエネイブルが1位だったのではないか?今後の注目は引退か?それとも現役を続行して、まだ1頭の成し遂げていない凱旋門賞3連覇を狙うのか?…に尽きる。

Rank 1 Lanfranco Dettori(L.デットーリ) Total Points:128
Rank 1 Lanfranco Dettori(L.デットーリ)
Total Points:128

前回トップに立ったL.デットーリ騎手が、2015年以来2度目となるロンジンワールドベストジョッキーのタイトルを獲得した。今年は、全ジョッキーの中で最多となる対象競走8勝をマーク。凱旋門賞とBCターフを制したエネイブルやG1戦3勝のクラックスマンらとともに、多くの主要競走を制した。3度目のタイトル獲得が懸かる来年もエネイブルとのコンビなど、目が離せないレースが多そうだ。

Rank 2 Oisin Murphy(O.マーフィー) Total Points:114
Rank 2 Oisin Murphy(O.マーフィー)
Total Points:114

今年、欧州年度代表馬に選ばれたロアリングライオンとのコンビで大暴れしたO.マーフィー騎手。対象競走7勝はデットーリ騎手に次ぐ2位タイという成績で、ロアリングライオン以外ではベンバトル(ドバイターフ)、ライトニングスピア(サセックスS)、ザティンマン(スプリントC)で勝利を挙げた。ロアリングライオンが不在の2019年、どれほどの成績を残せるか注目したい。

Rank 3 Ryan L. Moore(R.ムーア) Total Points:112
Rank 3 Ryan L. Moore(R.ムーア)
Total Points:112

逆転でタイトルを獲得する可能性があったR.ムーア騎手だが、アエロリットとのコンビで挑んだマイルチャンピオンシップでノーポイントに終わり、逆転の可能性が消滅。結局、3位のまま今年のロンジンワールドベストジョッキーを終えた。タイトル奪還が懸かる来シーズン、主戦を務めるA.オブライエン厩舎・クールモアグループの馬たちの活躍がカギを握りそうである。

Rank 4 William T. Buick(W.ビュイック) Total Points:106
Rank 4 William T. Buick(W.ビュイック)
Total Points:106

ステルヴィオでマイルチャンピオンシップを勝ち、日本で初のG1制覇を成し遂げたW.ビュイック騎手。来日前のオーストラリア・スプリントクラシックで獲得したポイントと合わせて14ポイントを加算し、4位に順位を上げた。主戦を務めるゴドルフィンに初の英ダービーのタイトルをもたらすなど大活躍を見せた2018年。来年は、初のタイトル獲得に期待が懸かる。

Rank 5 Hugh Bowman(H.ボウマン) Total Points:104
Rank 5 Hugh Bowman(H.ボウマン)
Total Points:104

もはや日本でもすっかりお馴染みとなったH.ボウマン騎手。ロンジンワールドベストジョッキーの対象競走では、マーフィー騎手と同じ7勝をマークしたが、そのうち6勝がウィンクスとのコンビによるもので、残る1勝は、日本から移籍したブレイブスマッシュとのコンビで勝ったマニカトSだった。7歳を迎えたウィンクスには引退も噂もあるだけに、来年のタイトル争いでは苦戦するかもしれない。

Rank 6 James Doyle(J.ドイル) Total Points:64
Rank 6 James Doyle(J.ドイル)
Total Points:64

今年、凱旋門賞2着のシーオブクラスやキングジョージを制したポエッツワードとのコンビで大レースを賑わせたJ.ドイル騎手。上位5人には差をつけられたが、最終的にはポイントを64まで伸ばし、6位で今年のロンジンワールドベストジョッキーを終えた。来年のタイトル争いにおいては、シーオブクラスとのコンビがカギを握ることに間違いはないが、あと1、2頭は有力なお手馬がほしいところか。

Rank 7 Javier Castellano(J.カステリャーノ) Total Points:56
Rank 7 Javier Castellano(J.カステリャーノ)
Total Points:56

アメリカに騎乗拠点を置くジョッキーの中でトップとなる7位にランクインしたのは、4年連続で全米リーディングに輝いた実績を持つJ.カステリャーノ騎手。前月の段階では9位だったが、6つの対象競走が行われたブリーダーズCでは、シティオブライトでブリーダーズCダートマイルを制したほか、2度の3着があり、20ポイントを加えた。来シーズンは上位争いを期待したいところである。

Rank 8 Joel Rosario(J.ロザリオ) Total Points:52
Rank 8 Joel Rosario(J.ロザリオ)
Total Points:52

J.ロザリオ騎手は、怪我で療養中のV.エスピノーザ騎手からバトンを受け継いだアクセラレイトでブリーダーズCクラシックを制覇。そのブリーダーズCクラシックで獲得した12ポイントが、今年のロンジンワールドベストジョッキーでは最後のポイントで、8位でタイトル争いを終えた。アメリカで騎乗するジョッキーたちにとっては厳しいタイトルだが、来年も上位争いを期待したい。

Rank 9 Zac Purton(Z.パートン) Total Points:48
Rank 9 Zac Purton(Z.パートン)
Total Points:48

9位は香港で騎乗するZ.パートン騎手。先日の香港国際競走では2勝を挙げる活躍を見せたが、ロンジンワールドベストジョッキーにおいては次シーズンの扱いとなるため、2018年のロンジンワールドベストジョッキーは48ポイントのままで、ランキングも9位から変わっていない。好スタートを切った2019年のタイトル争いでは、さらに上の順位を目指してほしいところだ。

Rank 10 Christophe Patrice Lemaire(C.ルメール) Total Points:44
Rank 10 Christophe Patrice Lemaire(C.ルメール)
Total Points:44

日本で騎乗するC.ルメール騎手が、最後の最後でトップ10入り。最後のポイント対象レースだったジャパンCを、アーモンドアイとのコンビで勝って12ポイントを獲得し、10位に入った。今年は、武豊騎手以来となる年間200勝を達成したほか、大レースでもその手腕を存分に発揮したが、来年はロンジンワールドベストジョッキーでも上位争いを演じてほしいものである。